Overview財団概要

財団概要

About財団について

名称 一般財団法人コパ奨学財団
所在地 〒106-0044
東京都港区東麻布2-6-3
設立 2020年10月8日
代表理事 吉村 泰助
事業内容 大学生向けの給付型奨学金事業

Business Objectives事業目的

この法人は、学業優秀かつ品行方正な学生に対し奨学金給付による経済的な支援を行い、もって社会に貢献する人材の育成に寄与することを目的とする。

  1. 学生に対する奨学金の給付
  2. その他目的を達成するために必要な事業

代表挨拶

代表理事 吉村泰助私は親によく「スネかじり」だと繰り返し言われました。田舎から上京して東京の大学に進学し、自衛隊を定年退職した親の退職金は、私の学費と仕送りに充てられました。その当時の私は作家になるというぼんやりした夢を抱えて文学部に入り、なぜか縁あって演劇にのめり込み、大学の授業も出ず、勉強が好きすぎて予定より2年も長く学生生活を送っておりました。それでも親は十分な仕送りを送ってくれました。まさに「スネかじり」です。ただ今振り返ると、予定よりも2年長い学生生活の時に掘り起こされたリソースによって、今の自分が成り立っているのだということに気付かされます。
私が経営しているコパ・コーポレーションは、実演販売ができる卸売業をしており、2020年6月に東証マザーズへ、東大に行くよりも難しいとされる株式上場を果たしました。当社の強みである実演販売に出会ったのがまさに大学生の時でした。その当時の友人もいまだに社員として当社を支えてもらっています。私の学生時代は、授業には出なかったのですが、やたらと小難しい本をたくさん読みました。

柄谷行人や吉本隆明、ドゥルーズ=ガタリやバタイユなどポストモダン系の書物を貪っては、演劇仲間と酒を酌み交わしながら訳の分からない議論をしておりました。そのとき培われた教養がなければ、実演販売というものを、世の中をひっくり返せる縁だと気付かずに、薄汚れたテキヤまがいのいかがわしいものと唾棄していたかもしれないのです。
私はこの財団で給付型奨学金を大学生に支給するのは、私を育ててくれた親への感謝と親のなけなしのスネを齧ってきた罪滅ぼしです。子を持つ親となった今の私なら、「スネかじり」の親の気持ちが分かります。切ない気持ちを抱えたまま、愛する子のため歯を食いしばって頑張っています。日本の未来を担う大学生のためだけでなく、その親御さんを何とか助けたい、応援したい、その一心で返済の必要のない給付を行うことにしました。
そして、大学生諸君、この大学時代をどんな形であれ無駄に過ごさないでいただきたい。この大学時代であなたの人生が決まります。なんでもよい、何かをつかんでもらいたい。本をむさぼり読んで、必死に夢を探してもよい。何かに没頭し、夢破れることだってあるだろう。30年後大学時代を振り返った時、何の思い出もなく、友人もなく、ただ遊んだだけという無為な過ごし方はやめていただきたい。大学時代にしか考えられない、できないことがあるはずです。それは必ず社会に出たとき花開きます。それが「スネかじり」の先輩からのはなむけの言葉です。
コパ奨学財団は、給付型奨学金を通して、「スネかじり」と「スネかじり」のご両親を支え、誠心誠意取り組んでまいります。

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